動画制作相場解説:種類別料金相場と費用削減のヒント

動画制作の基本的な相場はさまざまな要因によって変動します。

動画の内容、長さ、制作の複雑さ、そして使用する技術や機材などが価格に影響を与えます。

例えば、短い企業紹介動画やプロモーションビデオの場合、低予算のものであれば10万円程度から作成できます。
しかし、より高品質な映像や特殊効果、プロのナレーターを起用する場合、50万円から数百万円の費用がかかることも珍しくありません。映像の長さや編集の手間が増えると、その分コストも上がります。

このページではご依頼いただく動画制作の中心が以下の仕様のものが多く、その相場感について紹介していきます。


このページで相場を紹介する主な動画の仕様
  • 企業の紹介動画や商品のPR動画、採用動画
  • 2〜3分程度の長さ(動画では尺(しゃく)といいます)
  • カメラマン1名、ディレクター1名による撮影あり(1〜2日)
  • 編集作業にアニメーションが入る場合
  • ナレーションが入る場合

動画制作の基本的な相場とは?

そもそもどんな費用がかかる? 
仕事の流れと一緒に解説。

動画制作にかかる費用を理解するには、仕事の流れを理解して、そのうえで費用感を知ることが大切です。



企画・構成(一般的な費用:20万程度)


一番最初の仕事は「企画・構成」です。
これは動画のコンセプトを練り、シナリオを作成するための費用です。
「プロット」なんていう言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、要は動画のスタートから終了までの流れを書き込んで、おおよその流れを示す資料です。おおよそOKになると、セリフやナレーションを入れていき、シナリオにしていきます。


同時に撮影現場をどうするか、シーンは何カット必要か、出演者は何名か、小道具には何が必要か等、動画の構成要素を考えていきます。
お客様と制作会社で打ち合わせながら決めていきますが、2〜4週間くらい必要です。
そのため費用も20万円くらい必要ではないでしょうか。



撮影・収録(一般的な費用:20万円程度)


撮影日に出演するみなさまに集まっていただき、カメラマンがディレクターのもと撮影します。
費用があり、これにはカメラマンやスタッフ、機材のレンタル費用が含まれます。さらに、出演者のキャスティング費用も考慮する必要があります。プロフェッショナルな俳優やナレーターを起用する場合、その人件費が追加されます。



編集(一般的な費用:30〜50万円)


編集は撮影した素材を実際に料理していく仕事です。
映像のカットや色調整、エフェクトの追加など、編集作業には高いスキルが求められます。音楽や効果音の挿入、ナレーションの録音もこの段階で行われます。これらの作業には専門的なソフトウェアと技術が必要であり、その分費用もかかります。

さらに、アニメーションやモーショングラフィックスの制作費用もあります。
これらは動画に動きを加えるための要素で、特に複雑なアニメーションを作成する場合、時間とコストがかかります。この仕事がある場合は費用は内容によってかなり変わります。


最後に、納品形式やプラットフォームに応じた最終調整費用が発生します。
例えば、YouTubeやSNS向けの動画の場合、それぞれのプラットフォームに最適な形式や解像度での納品が求められます。また、データのバックアップやアーカイブ、さらにはクライアントとのフィードバック対応も含まれます。

これらの費用は総合的に考えられるべきであり、各要素がどのように影響するかを理解することで、予算内で高品質な動画を制作することが可能になります。

種類別動画の参考料金は
どのくらい?

動画制作料金は
30〜200万円程度

会社紹介動画の制作料金の相場はいくらくらいでしょうか。
動画は制作方法によってかなりばらつきがあり、予算の検討がしずらい仕事だと思います。予算のとり方としては、大きく2つ、おおよその予算を決めて何ができるか業者に聞く方法と、おおよそイメージしている内容をお伝えいただいて予算を業者に尋ねる方法があります。

会社紹介動画の概算料金

30万~200万円

動画の種類別料金相場

動画種別
参考価格
SNS用動画
20万~60万
マニュアル動画
20万~60万
商品説明動画
30万~80万
サービス説明動画
30万~80万
インタビュー動画
30万~100万
セミナー動画
30万~120万
イベント用動画
30万~120万
展示会用動画
40万~130万
会社説明動画
50万~150万
採用動画
50万~180万
ブランディングムービー
80万〜200万
インタラクティブ動画
100万~220万

※動画尺は〜2分を想定した参考価格となります。
※上記は一般的な動画の制作事例を元にしております。内容や条件などにより異なります。

動画制作の見積もりに
出てくるワード解説

動画制作に記載されている用語ってわかりにくいですよね。
当社のお見積りはシンプルですが、一般的な動画制作会社で使われている用語も含めてご紹介いたします。

企画制作進行費用
  • ディレクション費:全体の制作進行に携わる人件費
  • 企画・構成費:動画の企画や構成台本を制作する費用
撮影費用
  • 撮影費:撮影に携わる人件費。内容などによって変動します
  • 機材費:カメラや照明、音声機材など撮影内容に応じて変動します
  • スタジオ費:撮影スタジオやロケ地などのレンタル費
  • キャスト費:役者などの出演料。起用する役者や拘束時間などによって変動します
  • 美術費:撮影の小道具やセットの費用
  • スタイリスト費:衣装などを手配するスタイリストの人件費。衣装によって変動します
  • メイク費:演出に必要なメイクの人件費
  • 車両費:機材の運搬などにかかる車両等の費用
編集費
  • デザイン費:デザイン費用。デザインカット数、提案数によって変動します
  • 動画編集費:カット編集、モーション付与などの費用。尺や内容によって変動します
  • 素材費:イラストや動画素材、BGM等の使用費
  • ナレーション費:ナレーターの人件費。起用するナレーターによって変動します
  • MA費:収録スタジオ使用料。音響等の仕上げをするエンジニアの人件費
  • マスターデータ作成費:納品データ作成費。指定ファイルによって変動します

>動画制作の料金を抑えるポイント

料金を抑えるにはコツがある! 

動画制作の料金を抑えるためには、いくつかのポイントがあります。

打ち合わせ日数を減らすこと、撮影日数と高度な撮影を減らすこと、特殊な技術を使わないこと(高度な編集が必要ないこと)等です。



打ち合わせ日数を減らす=プロットをクライアント側で作成する


打ち合わせにかかる日数を減らすことは見積もりを下げるうえで大切です。
打ち合わせは動画の流れ、つまりストーリーを確定することが大きな目的で、要は「プロットやシナリオ」を作る作業を目的としています。

ですので、お客様のほうで「シナリオ」をおおよそ作ってしまうと、この仕事が必要なくなるため費用が十万円単位で削減できます。
シナリオは会話とト書きといって「どこに」「だれが」「どのような状況」にいるかを説明するテキストとが組み合わさったものです。本格的なものでなくてもよいので、シナリオが出来上がっていると、制作会社もどんな動画を作成すればよいのかすんなりと理解できるので非常に助かります。

ぜひチャレンジしてみてください。


撮影日数・高度な撮影を減らす

これはイメージがつくと思いますが、撮影日数が数日におよぶとほぼ映画の世界・・・。クレーンを使って撮影したり、アニメーションを駆使する等の動画になるとかなり予算が必要になります。
ただアニメーションは撮影が難しい場面の代替手段としてはよく使用され、キャスティングや撮影よりも安くつくケースもあります。このあたりは制作会社に相談してみてください


特殊な技術や高度な編集が必要ない

編集者の人件費は動画制作で大きな費用の一部です。この費用を抑えるにはできるだけシンプルな編集にすることがポイントです。
最近はスマホで動画編集が簡単にできる時代になってきていますが、単に映像を切って、別のシーンとつなぎ合わせる程度であればとてもシンプルな編集です。
しかしナレーションと組み合わせたり、特殊なエフェクトを入れたり、アニメーションと組み合わせたりすると編集者の仕事をする日数が増えていくため、費用も加算されていきます。

効果的な技術は使用したほうが良いですが、無駄に特殊技術を使う必要もありません。

自分で相場感を持って、よい動画制作を!

以上で動画制作の相場解説は終了です。<br>会社紹介やサービス紹介、採用関連の動画でしたら、だいたい70万円〜100万円程度が相場感です。
できるだけ費用を抑えて安く制作したいのであれば、シナリオをご自身で作成してみるのがお勧めです。
撮影と編集はプロだけにしかできない技術ですが、ストーリーを考えるのは日頃から会社やサービスを考えているお客様でも十分にご検討いただける業務です。

動画の相場はなかなかわかりにくいと思います。
もし価格についての疑問やこんなものを作りたいという希望があればお気軽に相談してください

サイトに掲載していない実績も多数ご紹介。お気軽にご相談ください。

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